【アジの締め方】しっかり血抜きで絶品の味!

釣れたアジの血抜きをしっかり行うことで、持ち帰りでアジを傷めず、料理では刺身はもちろん、いろんな料理で臭みも気にならずおいしく食べることができます。今回の記事では、釣れたアジを新鮮に持ち帰るための締め方についてお伝えします。

アジの締め方 血抜き おいしく食べる

 

数釣りが楽しめる格好のターゲットのアジ釣り。せっかく釣れたアジですから、家に帰ってからおいしく食べるというのも楽しみの一つといえます。しかし、釣れたアジを正しい絞め方で血抜きもせずにクーラーボックスにポンポン入れるだけというのでは、せっかくのアジも台無しというのもです。

 

ところで、アジの絞め方を説明するためには主役のアジが必要です。スーパーで買ってくるのも手ですが、せっかくなので今回はアジ釣りに行きました。時期的に堤防からのアジ釣りでは、まだ数釣りと大きさに期待ができないので船釣りで素材を用意しました。(笑)

 

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おいしく食べるためのアジの締め方

数釣りが楽しめるアジ釣りですが、回遊魚であるアジは釣れるタイミングというものがあります。いくらアジの正しい締め方を理解したところで、めんどくさくて締めるのに時間がかかりすぎて釣期を逃すというのでは意味ないですよね。なので、手軽で確実にできることがポイントになってきますので、この部分を抑えながら話を進めていきましょう。

 

アジを締めて血抜きする部位

アジを正しい締め方で締めて血抜きをするには、締める部位をしっかり理解しておくことが大事です。とはいっても、あまり複雑に考える必要はないのでご安心を。この記事で説明する、正しいアジの締め方としてターゲットにする部位は一か所。その部位とは、すばりエラです。正確にはエラのつけ根からアジの後頭部(背骨が始まるところ)。下の図解①~③の部分を純にカットしていくわけです。③の部分をカットするとアジは絶命してカットした部分から血抜きができます。(タッチで拡大)

アジの締め方 アジの血抜きをする部分

 

アジの締め方の手順

  1. 『アジを締めて血抜きする部位』で説明した部位をカット。
    ためらわずに手早くやった方が、アジにとっても鮮度的にも理想です。


  2. 体内の血液を排出する。
    うまくカットできると一気に血が出てきますが、この状態ではまだクーラに入れません。体内に残る血液を排出する必要があります。しっかりアジの血抜きをするために、海水を張ったバッカンに10分ほど浸けておくようにします。海水とアジ体内の塩分濃度の違い(浸透圧)によりアジの血液は外へ排出されやすくなります。


  3. 血抜きが終わったアジを氷入り海水を張ったクーラーボックスの中に入れて完了。
    氷入りの海水の量は、アジの量で調整しますが、最初はクーラーボックスの4分の1程度あればいいでしょう。また、もし海水を張らずに氷だけの場合は、アジが氷焼けしないように新聞紙にくるむなども、鮮度を保つポイントです。

  4. バッカンの海水の汚れが気になりだしたら海水を入れ替える。
    アジの血抜きを繰り返すうちにバッカンの海水が汚れてきますので、適度に海水を入れ替えます。バッカンを使って血抜きをしてからクーラーボックスに移すようにすることで、クーラーボックスを必要以上に汚さずに済みます。また、家に持ち帰ってクーラーボックスを開けたとき血の海・・・・なんていうのも、お土産としての印象もあまり良くないかもしれません。

 

釣れたアジは、後でまとめて締めて血抜きをするのではなく、アジが釣れるたびにやらないとあまり意味がありません。アジが元気なうちに絶命させ血抜きをするのが鮮度を保つ秘訣です。めんどくさがらずに、アジが釣れるたびに正しい絞め方で血抜きをしてしまいましょう。

 

せっかくなので、今回ご紹介したアジの締め方で血抜きしたアジを使った料理も載せておきたいと思います。アジは開きにして一夜干しに。

アジをおいしく食べる アジの開き アジをおいしく食べる アジの一夜干し

 

そして定番のアジフライ。どちらもしっかり血抜きをしているので身は白く、臭みはまったくないですね。

アジをおいしく食べる アジフライ

 

メバル(今回紹介した締め方で締めています)も釣れたので煮付けにしてみました。まさにウマウマ!

アジをおいしく食べる メバルの煮付け

 



アジを締めるのに便利な道具

アジを締める刃物選び

さて、正しいアジの締め方と手順は分かってもらえたかと思いますが、アジを締めて血抜きするには刃物が必要です。ナイフ、包丁、ハサミ、だいたいこの辺が思い浮かぶと思いますが、記事の最初に言ったアジの釣期を逃さず手返し良く釣りをするには、ナイフや包丁は特に素人にとっては扱いにくいです。そこで、手軽でおすすめなのがハサミ。ただしどんなハサミでもいいというわけでないので注意をしてください。

 

グリップが大きめのハサミが、力も良く伝わって扱いやすいと思います。また、ステンレス製のハサミがサビにくくていいでしょう。釣具屋さんで¥1,000円も出せば売っています。もちろん道具なのでピンキリでお高いのもありますが、扱いやすくて値段が手ごろなもので十分です。例えばこんなやつですね。ネットで購入すれば釣具屋に行くより簡単&スピーディーに手に入りますので、釣具屋の在庫やお店に行く時間が気になるならネット購入も検討してみてはいかがでしょうか。

アジの血抜きをする道具 ハサミが便利

 

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血抜き用のバッカン

アジの正しい締め方で必要な道具としてこのアイテムも外せません。バッカンとは、釣具や撒き餌、今回の血抜き用途などに使える防水性の容器。コンパクトに折りたためるタイプのものもあります。

 

このバッカンの値段もハッキリってピンキリ。¥1,000円以下で買えるものから数千円、1万円以上するものもあります。で、ここで紹介するアジの血抜きに使うバッカンであれば安価なものでまったく問題ないです。直径25cmくらいで水汲みに便利なヒモ付きがおすすめです。もしアジ釣りが船釣りなら、たいがいの場合船にバケツが積まれてますので、そもそも血抜き用のバッカンは不要の場合もあります。

アジの血抜き バッカン

 

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アジは素手で持つとじつは危険!?

ここまでに紹介したアジの正しい締め方で血抜きをするには、アジ自体をしっかりホールドする必要があります。しかし、アジの体側両側には、ゼイゴと呼ばれる硬いウロコが尾ビレに向かって並んでいて、この部分を不用意に握ると手のひらをケガすることがあります。けっこう痛いです。

 

軍手や釣銭用のグローブをつける手もありますが、塗れてしまったり仕掛けの扱いが不便になることも。そんなときに便利なのがフィッシュグリップと呼ばれる釣りアイテム。特にアジ釣りなどに便利でおすすめなのが、アジの体をはさむタイプのフィッシュグリップです。ホールド性に優れ、少々大きめのアジにも対応が利きます。

フィッシュグリップ メバル・アジ

 

そんなフィッシュグリップを紹介した記事がこちらにありますので参考にしてみてください。

>> フィッシュグリップは必須?メバルやアジは素手で持つと痛い? <<

 

直接通販サイトで確認したい場合は、こちらからどうぞ。

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