ヒラメ・マゴチのルアー釣り基本仕掛け

河口やサーフから狙えるヒラメやマゴチ

食性が荒く肉食で小魚などをエサにしているため、ルアー釣りの好対象魚として人気があります。

今回は、このヒラメ・マゴチを対象としたサーフでのルアー釣りの基本的な仕掛けと釣り方の説明を図解などを交えながら紹介していきたいと思います。

ヒラメ マゴチ ルアー釣り 仕掛け

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ヒラメ・マゴチってこんな魚

ヒラメは、カレイと良く似てはいますが目の配置が正反対で左側に両目があります。

鋭い歯を持っているので間違って指を入れたりすると大けがをしますので、必ずフィッシュキャッチャーなどの道具を使うようにしましょう。

マゴチはフラットヘッドと呼ばれ、体に比べて頭部が平たくなっています。

どちらもフィッシュイーターと呼ばれていて小魚などをエサにしています。

砂泥地や岩礁まじりの砂地を住処としていて、そこに埋もれるように潜み目の前に現れた小魚などをすごい瞬発力とスピードで捕食します。

サーフでは、離岸流と呼ばれる払い出す波で削れた溝や、急に深くなるカケアガリが一級ポイントになります。

 

フィッシュキャッチャーについては、こちらの記事をご覧ください。

危険な魚でも安心、フィッシュキャッチャーの種類と使い方

 



ヒラメ・マゴチのシーズンと狙う時間帯

地域などによりバラつきはありますが、一般的にヒラメ・マゴチをルアーで釣る場合は、桟橋やサーフの浅場に寄って来る6月~10月が釣り易く、時間帯は、夜が明ける手前の朝マヅメ狙いが最も釣果につながりやすいでしょう。

 

必要な道具

ヒラメ・マゴチのルアー釣りに必要な道具を簡単に説明します。

 

ロッド

ルアーロッドの基礎知識長さ8~10ftのヒラメ専用かシーバス用のスピニングロッドを用意しましょう。

 

 

 

 

リール

3000番~3500番クラスのスピニングリールスピニングリールの3000番~3500を目安にしましょう。

スプールには、PEラインの1.0号前後を100m~200m巻いておけばOKです。

海水や砂塵に対する耐性があるソルト対応のスピニングリールがおすすめです。

 

 

ルアー

<ミノー>

ヒラメ・マゴチのミノールアーフローティングミノー、シンキングミノーの10cmを中心にカラーを数種類用意しましょう。

遠投が必要な場合があるので、遠投性に優れたバイブレーションルアーも考慮に入れておきましょう。

 

<メタルジグ>

ヒラメやマゴチが捕食するベイトフィッシュが小さくミノーに反応しない時などは、18g~45g程度のメタルジグを使うのも効果的です。

 

<ソフトルアー(ワーム)>

ベタ底を探りたい場合などは、シャッドテールなど少し大きめのソフトルアーも有効です。

仕掛けは、キャロライナリグやジグヘッドなどを試してみましょう。

ソフトルアーの仕掛けについては、こちらの記事をご覧ください。

ブラックバス・シーバスのルアー釣りの道具と基本的な仕掛け

 

ショックリーダー

PEラインの先に15lb~20lbのフロロカーボン製のショックリーダーを1.5m~2.0m程度接続します。

ショックリーダーとPEラインの接続方法は、PEラインにビミニツイストや三つ編み結びなどのダブルラインの輪を作り、ショックリーダーをセイカイノットなどで結べばOKです。

ビミニツイストの方法はこちらの記事をご覧ください。
釣り糸の結び方-ダブルラインで輪を作るビミニツイストは信頼性抜群!

三つ編み結びの方法はこちらの記事をご覧ください。
釣り糸の結び方-ダブルラインで輪を作るには三つ編み結び(プレイテッドスプライス)

セイカイノットの方法はこちらの記事をご覧ください。
釣り糸の結び方-セイカイノットでダブルラインの輪とリーダーを結ぶ

 

フィッシュキャッチャー

プロックス PROX PX862C フィッシュキャッチャーヒラメは鋭い歯を持っていて、間違って口の中に間違っても指を入れたりしてはいけません

こういった魚を安全にランディング(取込む)する場合に便利なのがフィッシュキャッチャーと呼ばれる道具です。

フィッシュキャッチャーを使うことで、ランディングとリリースを安全に行うことができます。

フィッシュキャッチャーについては、こちらの記事をご覧ください。

危険な魚でも安心、フィッシュキャッチャーの種類と使い方

 

ヘッドライト

ヘッドライト フォーカスコントロール空が暗いうちからやることの多いヒラメ・マゴチのルアーフィッシングでは足元の安全確保のためにもヘッドライトなどの携行は必須ですね。

ヘッドライトについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

夜釣りの必需品、ヘッドライトの機能と選び方

 

 

基本的なルアー仕掛けと釣り方(狙うポイント)図解

必要な道具を理解できたところで、まとめとしてヒラメ・マゴチのルアー仕掛けと釣り方について図解して説明しましょう。

ヒラメ マゴチ ルアー釣り 仕掛け 図解

 

ヒラメ・マゴチを狙うポイントとして外せないのが図中にある「流れ込み」と、打ち寄せた波が沖へ払い出す「離岸流」です。

これらの海底はUの字型に削られていて沖からやってきた小魚が溜まりやすく、これを捕食するためにヒラメやマゴチが集まるため絶好のポイントとなります。

フローティングミノーやシンキングミノーを図中の溝のカケアガリに沿ってトレースしみましょう。

また、表層や中層で反応がない場合は、活性が低いと判断し、重めのリグを使ったソフトルアーてボトム(海底)を早めのズル引きも効果があるでしょう。

ヒラメやマゴチをルアーで狙う場合は、一か所でじっくり粘らず、反応が無い場合は見切りをつけて広範囲を探るようにするラン&ガンが好釣果の秘訣です。

またヒラメは、そもそもが爆釣できる魚ではないので一日粘ったけどボウズ・・・・なんてことはザラです。

釣り場に根気よく通ったり、ポイントの研究や常連さんとの情報交換など、いい結果につなげるための日々のこまめな活動が大切です。

また、波打ち際にも注目して、もしイワシなどのベイトフィッシュが打ち上げられているような場所はチャンスです。

 

ヒラメのルアーフィッシングにおすすめのロッドとリールについては「ヒラメルアーロッドの通販購入時のポイント」と「ヒラメリールの通販購入時のポイント」もご覧ください。

 

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