ルアー釣りの基本的なルアーの種類(タイプ)
ブラックバスやシーバスなどのルアー釣りで使うルアーの種類(タイプ)にはどんなものがあるでしょうか。
今回の記事では、釣り初心者さんに向けて基本的なルアーの種類(タイプ)と用途などについてお伝えしていきたいと思います。
ルアーには多くの種類が存在しますが、まずは以降で説明する内容を押さえておけば良いでしょう。
< スポンサーリンク >
この記事の目次
ルアーとは?
簡単に行ってしまうと「疑似餌」、つまり、ルアーとは本物のエサをイミテートした偽物のエサのことです。
ルアーの種類は無数にあると言っても過言ではありませんが、対象とする魚の食性に合わせたものがほとんどを占めます。
中には本物のそれとはまるで別の色・形をしたものもありますが、基本的には小魚や虫類などを模造したものが大半を占めます。
ルアーの分類
ルアーの種類はいろんな視点から分類することができると思いますが、ここでは次にあげる3つの視点からルアーの種類を分類してましょう。
ハードかソフトか
ルアーには大きく分けて、固い(=ハード)と柔らかい(=ソフト)の2種類があります。
ハードルアーとは、金属やプラスティックなどの素材でできた固いルアーを指します。
一方、ソフトルアーは、シリコンやゴムなどの柔らかい素材が使用されたルアーを指します。
魚にとってのリアルさや触感と味などの観点から、一般的にソフトルアーの方が良く釣れるようですが、「魚を騙して釣る」というルアーフィシングのゲーム性を考えるとハードルアーで釣れた時の感動の方が圧倒的に高いと思います。
比重で分類すると
ルアーの種類を水に対する比重での分類は3つに分けることができます。
フローティング:
水より比重が軽く常に水面またはリールを止めると浮き上がるタイプです。
サスペンド:
水と比重がほぼ同じくらいで水中で浮きもせず沈みもせず静止するタイプです。
シンキング:
水より比重が重く水中に沈んでいくタイプです。
対応するレンジ(水深)で分類すると
ルアーで攻めることができるレンジ(水深)で分類するとこんな感じになります。
このあとに出てくるルアーの種類(タイプ)の説明と合わせて参考にしてみてください。
クリックして拡大
ルアーの種類(タイプ)
ブラックバスやシーバスなどで使用されるルアーの種類の代表的なものをまとめてみました。
ミノー・シャッド
小魚をイミテートしたルアーの代表格で、フローティング、サスペンド、シンキングの3種類が存在します。
シャッドというタイプがあり、これは一般的に体高のあるミノーを定義することが多いようですが、その区別は若干曖昧なような気がします。
クランクベイト
このルアーも小魚をイミテートしたものやエビやカニを模造したものもあります。
形状はミノーに比べてボッテリしたプロポーションが多く、比較的リップ(※)が大きい物が多く、中層から水底を責めるのに適しているタイプです。
(※)水の抵抗を受けて身体をクネクネさせたり水中に潜るためベロ上の板
バイブレーション
表層から深いところまで幅広いレンジをトレースすることができ、重量があるため遠投性に優れているタイプです。
このため、水深と面積の両面で広範囲を探るときに有効なルアーです。
小刻みな動きが逃げ惑う小魚の動きを演出し、シーバス釣りの大本命といえるルアーの1つですね。
シンキングペンシルベイト
小魚をイミテートしていて、棒状の形、そしてリップが付いていないペンシルベイトのシンキング版です。
水中でユラユラ、時にトリッキーな動きでシーバスの好奇心と食い気を誘うのに適しています。
シーバスフィッシングではなくてはならないルアーの1つでしょう。
スピナーベイト・バスベイト
小魚の群れをイメージしたスピナーベイトやバズベイトは、水の抵抗を受けるとクルクル回るブレードと呼ばれる板状の金属と、スカートと呼ばれるヒダでバスの好奇心を刺激します。
バス釣りでの鉄板ルアーといっても過言ではありません。
トップウォータープラグ
トップウォーター、つまり水面を引く種類のルアーです。
バシャバシャと激しく動くものやスイスイと泳ぐように動くものなどがあり、水面を動く昆虫や小魚を演出します。
魚が水面を割ってルアーに食いつく瞬間を目の当たりにできるので、このタイプのルアーで釣れるとエキサイティング間違いなしです。
ビッグベイト
ここ数年で流行のビッグベイト、大きさには様々ありますがビッグというだけあって、その大きさと存在感は他のルアーを圧倒します。
初めて見る人は、これでホントに魚が釣れるの?って思うかもしれませんね。
柔らかい素材のものと固い素材の物があり、基本的には大物に的を絞った類のルアーになります。
かなりの重量があるので貧弱なロッドでは投げることが難しいでしょう。(笑)
ワーム
シリコンやゴムなどの柔らかい素材で出来ているワームは、バスフィッシングでは、最も実績のある種類のルアーと言えます。
形状や色にはたくさんの種類があり一言にワームといっても選ぶのに迷ってしまうかも知れません。
オモリを使用することが多いですが、オモリを付けずに表層近くを攻略することも可能です。
表層近くから水底までを幅広く攻めることができるのが特徴の一つです。
ラバージグ
これはいったい何をイミテートしているのかわかりませんが(笑)、ヘッド部分に一体化したオモリにより、主に杭や水底の岩、橋脚などの障害物の近くに沈めて攻める種類のルアーです。
フワフワとしたヒダがバスの好奇心と食欲を刺激します。
バス釣りでは実績の高いルアーです。
< スポンサーリンク >
< スポンサーリンク >