完全結びはプロご用達の結び方で信頼度抜群

今回ご紹介する完全結びは、釣り糸の結び方の中でも別名「漁師結び」とも呼ばれている結び方で、まさにプロ仕様と言える信頼度バツグンの結び方です。

しかも、ものすごく簡単に結ぶことができ、幅広い用途で使えるので、これから釣り糸の結び方を思える人はもちろん、既にいくつかの結び方を知っている人も是非マスターしておきたいオススメの結び方です。

釣り糸の結び方やロープワークには、さまざまなものがあって、用途に応じた最適な結び方を選択する必要があります。

また、釣り糸の結び方は日々進化していて、用途に応じて著名なプロアングラーにより新しく考案された結び方や、古くから使われ続けている実績の高い結び方が数多く存在します。

それでは、早速完全結びの結び方を説明していいきたいと思います。

完全結びの用途

ルアーやフライのラインアイ（釣り糸を結ぶための金属の輪）にリーダーやティペットを結んだり、サルカン、スイベルといった金属パーツの接続など、金属の輪に釣り糸を結びたい場合に幅広く使用します。

完全結びの特徴

ここで、完全結びの特徴を簡単にご紹介しておきます。

その結び方のシンプルさゆえ、特徴といってもあまりないのですが・・・・（笑）

メリット

・お手軽、簡単、短時間と3拍子揃った便利な結び方。

・結び目の接続強度はバツグンで信頼性が高い。

デメリット

・特になし。

完全結びの方法

完全結びの方法を手順に沿って説明していきます。

１．ラインを２０ｃｍ程折り返す。

２．折り返した輪の部分を金属の輪に通して数ｃｍ折り返す。

３．ラインの先端部でメインラインと２つ折りの輪を束ねて４,５回巻きつける。

４．ラインの先端部を２つ折りの輪に通す。

５．メインラインをゆっくり引き締める。（※）

６．ラインの余分をカットして完成。

（※）：結び目を締め込む際は、水や唾液で湿らせ摩擦熱による劣化を防ぐようにします。