釣り糸の結び方-ダブルラインで輪を作るビミニツイストは信頼性抜群!
今回紹介するビミニツイストは、ダブルラインで輪を作るための結び方で、三つ編み結び(プレイテッドスプライス)よりテクニックが必要になりますが、ビミニツイストの結び強度の信頼度は抜群で、ほとんどのライン素材で、ほぼ最強の結束性能を持っています。
8の字結びでは結び目がほどけやすかったり、結び目の一点に負荷が集中してライン切れを起こしたりする可能性がありますが、ビミニツイストを使うことで、結び目の負荷を上手く分散させライン切れしにくく丈夫な結び方が可能です。
それでは、さっそくビミニツイストの結び方の説明をしてきましょう。
ダブルラインで輪を作るそのほかの方法は、こちらも参考にしてみてください。
「釣り糸の結び方-ダブルラインで輪を作るには三つ編み結び(プレイテッドスプライス)」
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ビミニツイストの用途
ソルトルアーフィッシングで多用するダブルラインで輪を作る場合に使用し、ほとんどのラインで抜群の強度を発揮します。
ただしPEラインでは若干強度が落ちます。
ビミニツイストの特徴
三つ編み結び(プレイテッドスプライス)より信頼性が高くソルトルアーフィッシングのラインシステム作成では絶対に覚えておきたい結び方です。
ビミニツイストのメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
メリット
・結び強度が抜群。
・結びめ負荷を分散させライン切れを軽減できる。
デメリット
・練習しないと難しい。
ビミニツイストの方法
ビミニツイストの方法で、ポイントは、作業中にラインが緩まないように、常に一定のテンションをかけながら行うことで、丈夫でキレイな仕上がりになります。
<作業は右利き用で説明しています>
写真の見易さを重視し、説明に出てくる回数と写真の回数は違う場合がありますのでご注意ください。
2.ダブルラインの先端を持ち20回以上縒りつけループ部分を膝などに引っかける。
3.左手の指で縒りつけ終端をおさえ、右手でライン先端を引っ張りながら右手の指で絞り込んでいく。
4.左手の指を左へ少しズラすとライン先端が引っ張られるので1,2回絡ませる。
5.更に右手の指で絞り込むと、ライン先端が引っ張られて自然に絡みついていく。
6.縒りつけ先頭まで絡ませたら左手でつまみ、ライン先端側でダブルラインの一方に対して1回ハーフヒッチする。
7.更にライン先端側でダブルラインの2本まとめて1回ハーフヒッチする。
8.ライン先端側でダブルラインに3~5回絡める。
9.ダブルラインを引っ張りながらライン先端側をゆっくり引き絞める。 (※)
10.余分をカットして完成。
(※):結び目を絞め込む時は唾液や水で湿らせて摩擦熱による劣化を防ぐようにします。
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