糸と糸の釣り糸の結び方いろいろ
釣り糸の結び方で糸と糸を結ぶ方法はたくさんありますが、どんな方法があって、どれで結べばいいかって意外と難しいですよね。
そこで今回は当サイトで紹介している釣り糸の結び方集の中から糸と糸を結ぶ方法を用途や実用性の観点から紹介してみたいと思います。
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この記事の目次
糸と糸の釣り糸の結び方を大分類
糸と糸の釣り糸の結び方を大分類すると2つに分類することができます。
1つが種類の違う糸どうしを結束する場合と、もう1つが同種の糸どうしを結束する場合です。
ではそれぞれ具体的にどんな場合に必要になってくる結び方でしょうか。
種類の違う糸と糸を結ぶ場合
種類が違うとは糸の性質が大きく異なる糸どうしということです。
複数本の極細ポリエチレン繊維で編み込まれ細く非常に柔軟で張りがないPEライン、ポリアミド合成繊維の種類であるナイロン、高耐性で高純度な熱可塑性フッ素重合体のひとつであるポリフッ化ビニリデンを原料とするフロロカーボンなどです。
ナイロンとフロロはPEラインのように複数の繊維ではなく単線構造で、表面はつるんと滑らかで張りがあります。
従ってPEラインとフロロカーボンまたはナイロンなどのリーダーライン、フライラインとリーダーを結束する場合などがこれにあたります。
同種の糸と糸を結ぶ場合
同種というのはナイロンやフロロなどラインの性質が似た糸どうしということです。
これはナイロンとナイロン、フロロとフロロ、またはそれらの組み合わせで結束する場合です。
用とはこの他にもいろいろ考えられますが糸と糸の結び方では、これくらいを知っていればあまり困ることはないと思います。
釣り糸についての詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。
⇒ 釣り糸の基礎知識
糸と糸の釣り糸の結び方を用途で分類
次に糸と糸の釣り糸の結び方にはどんな用途があるかを見てみましょう。
ルアーフィッシングでは
■ PEラインとショックリーダーを繋げる。
■ ショックリーダーを延長する。
フライフィッシングでは
■ バッキングラインとフライラインを繋げる。
■ フライラインとリーダーを繋げる。
■ リーダーにティペットを結ぶ。
投げ釣りなどのエサ釣りでは
■ 仕掛けを繋げる。
各用途の糸と糸の具体的な結び方と特徴
それでは用途ごとに実際にどんな糸と糸の結び方をすればいいのか具体例を挙げながら説明していきましょう。
当然ここで紹介する結び方が全てではありませんが、これまでの実釣も含め一般的に実績の高い物をチョイスしています。
■ PEラインとショックリーダーを繋げる。
ノーネームノット:
ノーネームノットは、シーバスだけに限らずPEラインとフロロカーボンラインなどのリーダーとを接続する場合に使える糸と糸の結び方です。
⇒ ノーネームノットの結び方
FGノット:
PEラインとショックリーダーを結ぶ方法として最もポピュラーで接続強度に定評のある結び方です。FGノットによるPEラインとショックリーダーとの接続強度は80%以上言われています。
⇒ FGノットの結び方
セイカイノット:
PEラインで作ったダブルラインの輪にショックリーダーを結ぶための結び方で、簡単に結ぶことができて接続強度にも定評があります。
⇒ セイカイノットの結び方
SFノット:
シーバスやヒラメなどのソルトウォーターフィッシングでPEラインとフロロカーボンラインなどのショックリーダーを接続する場合に使用します。
⇒ SFノットの結び方
■ ショックリーダーを延長する。
■ リーダーにティペットを結ぶ。
■ 仕掛けを繋げる。
■ 仕掛けを作る。
サージェンスノット:
簡単でお手軽にもかかわらず実用強度が十分にあって、特に釣り糸を継ぎ足したい時にとても重宝。
⇒ サージェンスノットの結び方
電車結び:
電車結びは比較的結び目の強度もありなんといっても簡単なのがいい。
⇒ 電車結びのやり方
フィッシャーマンズノット:
釣り糸どうしを結ぶ方法の中でも比較的簡単で太さの違う釣り糸どうしの接続にも使用できるとても便利な結び方。
⇒ フィッシャーマンズノット
ブラッドノット:
少し面倒ですが接続強度はかなり高くて結び目も小さいので、結び目に釣り糸が引っ掛かることによるライントラブルが少ないというメリットあり。
⇒ ブラッドノット
■ バッキングラインとフライラインを繋げる。
オルブライトノット:
細いラインと太いラインをしっかり結ぶのにはうってつけの結び方ですので、このオルブライトノットは是非マスターしたい。もちろんフライラインでなくても使える。
⇒ オルブライトノット
■ フライラインとリーダーを繋げる。
ネイルノット:
フライフィッシングをする場合、この結び方を知らないと結構ツライ。慣れてしまえばそれほど難しくないが多少のコツは必要。、
⇒ ネイルノット
いかがでしたか?
今回の糸と糸の結び方のいろいろな方法。
中には上手に結ぶには若干の練習が必要なものもありますが、詳細ページを見ながらやれば理解できると思います。
目的や用途に合わせて自分の好きなやり方から是非マスターしてみましょう。
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