車中泊マットでシートの段差対策
今回は快適な釣りをサポートする快適グッズ「車中泊マット」の材質による違いや、車中泊マットに求められる要素についてお伝えしてみようと思います。
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この記事の目次
車中泊マットの材質の違いと特徴
アウトドアの車中泊マットで良く使用される材質や方式には高弾性ウレタンフォームが使用されているものや空気を充填して使用するエアーマットがあります。
それぞれの特徴を簡単に比べてみましょう。
高弾性ウレタンフォームの特徴
ウレタンフォーム自体の厚さにもよりますが、ウレタンフォーム製の車中泊マットはシートにできる段差を効率よく解消し良好なフラット面を作りやすい材質といえます。
また上に乗った時の体圧を効率よく分散させるため安定感があります。
断熱性が高いので夏場の使用では暑く感じてしまうかもしれませんが、ウレタンフォームを覆うカバーにサラッとした肌触りのいい素材が使用されているなどの工夫があります。
ウレタンフォームの耐久性については、使用条件に大きく左右されるため一概に何年ということは難しいですが直射日光や水に長時間さらすといったことを避け、適切な使用方法と保管を行えばかなりの期間使用が可能です。
空気充填式(エアーマット)の特徴
マット内部に空気を入れて膨らまして使用するタイプの車中泊マットもシートの段差解消に優れています。
空気を入れる量によって固さを調節できるところも優位な点です。
ただ、エアーマットは圧がかかると空気圧によって全体に圧力を伝えてしまうため2人以上での使用は快適性の観点としてはあまり向かないといえます。
お隣さんが寝返りを打つたびに、こちら側もピョコンピョコンと跳ね上がって、そのたびに目が覚めるというのもよろしくないですよね。
また、空気を充填するのに手間と時間がかかることも難点の1つです。
もう一つ気を付けなければいけないことを挙げておくと、空気で膨らませるということはカバーに穴や破れが無いことが絶対条件になるので実使用前に事前確認をしておく必要もあるでしょう。
逆にいうと使用中に穴が空いたりすると使えなくなるというリスクもあるということになります。
車中泊マットの使用時の簡単さと仕舞いやすさ
高弾性ウレタンフォーム
ウレタンフォームは圧縮された状態から自らの弾性によって復元しようとするため、使用時は空気吸い込み口のバルブを開けておけば勝手に空気が吸い込まれて元通りに膨らむので手間がかからないというのがメリットです。
保管時は高弾性ウレタンフォームの場合、ウレタンフォームを圧縮しながら空気を抜いて丸めるといったことが必要になるためコンパクトに仕舞うのに多少のコツと慣れが必要になります。
空気充填式(エアーマット)
エアーマットは空気充填口から空気を送り込む必要があるので別途エアーポンプなどの道具が必要になってきます。
口から息を吹き込んで膨らますとなると、相当の肺活量と気合と根気が必要になるでしょう。(途中でイヤになります・・・)
空気が充填されるまで時間がかかるのと、手動ポンプの場合はかなりの肉体労働になってしまうのが難点です。
保管時は中の空気を抜いてしまえばいいだけなので比較的簡単に仕舞うことができ、しっかりと空気を抜けばかなりコンパクトになるのはありがたいです。
車中泊を組み込んだレジャーを快適にするためには、車中泊マットはマストアイテムといっても過言ではありません。
車のシートの段差解消は、どんな車中泊マットでもいいというわけではなく、目先の手軽さや価格だけにとらわれることなく、長期的な視点で購入を検討する必要もあるでしょう。
機能性や耐久性など信頼できる車中泊マットを選ぶようにしたいものですね。
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