たたみ方簡単!ワカサギ釣り用ワンタッチテント
釣り便利グッズの中から「ワンタッチテント」について、今回は種類や機能、使い方の面について見ていきたいと思います。
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ワンタッチテントの種類
構造はどのメーカーも基本的には同じだと思いますが、ワンタッチテントにはいくつかの種類があります。
形状の違い
まずは形ですが、テントと言えば一般的には山型や球型のドーム型が多いですが、最近ではサイコロのようなキューブ型のものまであります。
ドーム型はその形状の制約から高さが低いことが多く、頂点に向かってだんだんと狭くなっていくのでトータルで室内が狭くなりがちです。
また、テントの中でウォール(壁)に沿って体を屈めないといけないという経験はありませんか?(^^)
キューブ型は室内空間をフル活用できるのでドーム型に比べて窮屈感がかなり少ないです。
高さの面でも同じ底面面積ではキューブ型の方が有利なことが多いでしょう。
ただ、キューブ型にも弱点はあります。
風を受けた場合にドーム型はうまく流すことができますが、キューブ型は風の影響をもろに受けますので耐風性の面ではロープとペグを使ってしっかりと地面と固定した方が安心できます。
材質の違い
ウォールの素材は耐風性に優れるポリエステルが使用されることが多いです。
メーカーによっては耐水性や耐寒性向上のために特殊なコーティングを施すなどの工夫があります。
フレームもメーカーにそれほど違いはないと思いますが、直径10mm程度の耐風性に優れ柔軟なグラスファイバー製のポールが使用されることが多いです。
ワンタッチテントの機能
ワンタッチテントの機能としては、まず耐風、耐寒、耐水、この3点は必須として必ず考慮されているハズです。
テントのウォールシートの最下部にはスカートと呼ばれるテント下部からの冷気を遮断する重要な装備があります。
その他に、換気や外光を取り入れる小窓はどのメーカでも付いていますし、室内でちょっとした小物などを収納しておけるポケットなどもあるととても便利です。
あ、もちろん言うまでもないですがしっかりしたジッパー式の出入り口は必須ですね。
ワンタッチテントの使い方
基本的に各メーカーの取扱説明書に従って設営と撤収を行えば迷うことはほとんど無いと思います。
大体どのメーカーでもワンタッチで設営ができるように工夫されていますので、一般的なテントのように、2人組になってポールを組んでシートに挿入して・・・といったわずらわしさはほとんどありません。
どこかのロープをギュッと引くとドーム型に展開したり、キューブ型であれば全部で5面それぞれにあるセンターベルトを引いて1面ずつ組み立てていくだけで設営完了という感じです。
撤収もその逆をやればあっという間に作業が完了してしまいます。
ワンタッチテントで覚えておきたいこと
耐風性、耐寒性に優れるということは室内の気密性も高いということ。
一酸化炭素中毒に注意して定期的な空気の入れ換えをすることを忘れないこと。
室内で火器を使ったりする場合は特に注意が必要です。
ワカサギ釣り用に開発されているワンタッチテントの多くはテント内のフロアシートが装備されていないことを覚えておきましょう。
フロアシートとは地面と接地する面のシートのことで、荷物を置いたり腰を下ろしたりする場合は別途シートや折りたたみイスなどを用意しておく必要があります。
氷上のワカサギ釣りでは氷に穴を空けて釣る穴釣りですのでシートが無いのは当たり前ですね。
まちがっても氷の上に長時間、直接座るのはやめましょうね。
お腹、壊します。(笑)
ワカサギ釣りに快適・便利なワンタッチテント、その他のアウトドアアクティビティーでも工夫次第でいろいろと使えそうです。
室内の快適性を備えつつ設営、撤収を素早く行えるワンタッチテントは非常に強力なアイテムとなってくれるはずですよ。
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